深セン著作権金賞
広東省著作権局、深セン市市場監督管理局(知的財産権局)および関連部門の支持と指導のもと、深セン市著作権協会が主催する第3回「深セン著作権金賞」の選考イベント活動が閉幕し、2015年1月16日にリアチャールトンホテル深センで簡素で盛大な授賞式が行われた。広東省著作権局の陳春懐副局長、広東省著作権局著作権管理処の主要指導者、ならびに深セン市市場監督管理局知的財産権促進処、保護処、公平処の専任指導者らが出席した。
「深セン著作権金賞」の選考活動はすでに深センの著作権産業のブランドとなっており、産業の発展を促進する上で重要な牽引役となっている。著作権の創造、運用、保護と管理の各段階で先進的な模範者を掘り起こし、それらの指導的役割を十分に発揮させることにより、著作権の創造と運用を奨励する長期的で効果のあるメカニズムを構築してきた。
本活動は著作権の保護、著作権の社会サービスシステムの構築などの面で積極的な役割を果たし、著作権産業の繁栄促進において卓越した貢献を果たしてきた。
二度にわたる深セン著作権金賞イベントの開催を成功させた後、深センは著作権保護、著作権社会サービスシステムの構築などで、著しい成果を収めた。第3回著作権金賞の選考活動は、文化創意産業と著作権産業チェーンの発展に立脚して賞を設定し、「著作権作品金賞」、「著作権運用金賞」、「著作権保護金賞」、「優秀著作権エージェント賞」、「著作権産業で最も影響力のある企業賞」、および「著作権事業特別貢献賞」など6項目計25点の賞を選出した。これによりオリジナル作品の権益の保護、オリジナル精神の継承、著作権分野における際立った貢献をした優れた代表者を表彰、激励するものである。
今回の活動は2014年11月12日に正式にスタートし、これまでの業務を基本に、深セン著作権協会のモバイルアプリを利用し、会員と社会各界に広く知らせ、協会の公式サイト、電子メール、WeChatの交流プラットフォームやタイムラインを通じて、申請情報や資料を募集した。最終的には組織委員会が著名な学者、業界の専門家、専門機関の代表を招いて審査委員会を立ち上げ、独立、公正、客観的という原則の下、今回のコンクール応募作品と応募機関を審査した。結果、今回の「深セン著作権金賞」の活動の影響力が一層高まることとなった。
今回のイベントは深セン商報、騰訊大粤網、深セン新聞網など各メディアの多大な支持を受け、社会に大きな反響を呼び起こし、多くの申請があった。これは社会や企業、および著作権所有者の著作権保護意識の高まりや「深セン著作権金賞」への賛同を示すものである。また、今年は新たに「優秀著作権エージェント賞」、「著作権産業で最も影響力のある企業賞」、「著作権事業特別貢献賞」が設置された。これらは、著作権の運用、著作権保護の専門人材を育成することの重要性をより明確にし、著作権事業に長期にわたり関心を寄せてきた団体と個人が果たす積極的な役割を認め、奨励するものとなった。
イノベーション型都市である深圳にとって、イノベーション促進とイノベーション成果の保護、政府の著作権産業に対する関心とサポート、著作権産業に従事する者がそれぞれの分野で上げるより良い成果は不可欠である。深セン市の著作権事業に一層の輝きを添えるためには、社会全体が著作権を重視、保護しなければならず、そうすることで、深センの著作権産業は必ずや市のイノベーション文化建設において重要な役割を果たしていくものと信じている。