深セン眼鏡知的財産保護ワークステーション

 

一、ワークステーション概要  

深セン眼鏡知的財産保護ワークステーションは、2023年5月12日に深セン市および龍崗区の主要指導者により正式に授牌されて設立されました。当ワークステーションは、深セン市市場監督管理局に登記・備案され、深セン市市場監督管理局龍崗分局、深セン市龍崗区工業および情報化局、横崗街道事務処の支援および直接指導の下に設立され、横崗商会（工商联）眼鏡専門委員会と地元オリジナル眼鏡デザイナーチームが共同で運営する知的財産保護ワークステーションです。  

深セン市に登記登録された眼鏡企業を対象に、設計開発、設計ソフトウェア開発、設備プログラミング、生産製造、生産ツール向上、市場内外取引の過程における商標・著作権・特許の保護、知的財産権の権利確定申請、侵害証拠の固定、知的財産権紛争の調停、権利保護などに関して、専門的な知的財産サービスを提供する専門ワークステーションです。  

目的は、オリジナル眼鏡デザイナーの権益を守り、侵害行為を制止し、侵害行為への取締りを強化し、市場の公正な法に基づく営業環境を維持し、オリジナルデザインの市場保護を支援し、知的財産保護を通じて国内外の有名眼鏡ブランド・デザイナーを深センに誘致し、深セン・横崗眼鏡の高品質発展を促進することです。  

  

二、ワークステーションの職責  

（一）宣伝・研修：本市の眼鏡企業・デザイナーチームに対して、知的財産に関する研修を秩序立てて実施し、法令規範意識を向上させる。  

（二）専門指導：眼鏡ブランド・デザイナーのオリジナル作品の登録「権利確定」を指導し、「権利保護」知識を普及する。  

（三）専門審査：申請された製品が「作品」および「証拠」に該当するかどうかを初歩的に審査する。  

（四）迅速調停：申請者の権利証明が十分である前提の下、申請者の迅速調停を補助する。  

（五）権利保護指導：申請者の権利証明が十分である前提の下、申請者の意向に応じて異なる権利保護方式の提案・指導を行う。  

（六）侵害鑑定：侵害事実に争いのある製品について、第三者の権威ある鑑定機関に鑑定を依頼し、「侵害鑑定報告書」を発行する補助を行う。  

  

三、主要任務  

（一）プラットフォームの構築  
・当区の眼鏡産業発展ニーズに基づき、龍崗区律工委と連携して専門的な法援助成チームを設立し、業界特性に合わせた法啓蒙宣伝を展開し、企業法援コンサルティングプラットフォームを構築し、企業の知的財産における科学的計画・効率的発展を促進する。  
・専門的な特許育成チームを設立し、眼鏡業界における新理念・新材料・新技術・新構造・新ツールなどの特許出願・維持を強化する。  
・標準体系専門チームを設立し、企業の管理システム、品質認証、生産技術、製品標準などに専門サービスを提供し、企業のコンプライアンス生産経営を促進する。  

（二）成果の転化  
・企業に対して、前期の各種知的財産専門コンサルティングサービスを提供し、企業のイノベーション成果転化コストを効果的に削減し、市場応答速度を向上させる。  
・成果転化の全プロセスにおける知的財産保護能力構築を強化し、特許アーリーウォーニング、迅速審査、迅速権利確定、迅速権利保護などのサービスを突出させる。  
・リソースを効果的に統合し、ニーズマッチングを図る。  

（三）データサポート  
・全国初の眼鏡業界知的財産デジタル証明書体系を構築し、政府部門に対して業界データ収集、運営分析、政策研究、宣伝実施などのサポートサービスを提供する。  
・企業に対して知的財産に関する戦略コンサルティング、プロセス管理、技術サポートなどの業務サービスを提供し、企業のビジネス、金融、市場、財務などにおいて法的延長サービスを提供する。  

（四）人材育成  
・知的財産専門アドバイザーチームを育成・導入し、眼鏡産業知的財産人材育成拠点を構築し、専門家データベースを設立する。  
・関連法機関との協力を強化し、業界特性に基づく知識普及・スキル向上などの専門研修を実施する。  
・オープン型人材育成モデルを探求し、人材の双方向交流・共同育成を推進する。  

（五）交流・協力  
・「走出去（外向け展開）・引进来（誘致）」を基本方針とし、国内外主要業界展示会に積極的に参加し、ワークステーションの機能・役割を宣伝・普及し、需給マッチングイベントを組織展開し、国内外知的財産専門機関リソースを誘致・集約する。  
・ワークステーションを国内外国際ブランドの特許出願・商標登録などの知的財産保護の首选サービス拠点とすることを目指す。  
・深セン眼鏡産業の粤港澳大湾区構築における放射能力と国際的影響力を向上させ、「一帯一路」構築に貢献する。