深セン著作権金賞
広東省著作権局、深セン市市場監督管理局(知的財産権局)および関連部門の支持と指導のもと、深セン市著作権協会と深セン商報が主催する第4回「深セン著作権金賞」の選考活動が閉幕し、2015年12月30日に博林ノボテルホテルで授賞式が行われた。本授賞イベントの出席者には、広東省著作権局陳春懐副局長と省著作権局著作権管理処の主要指導者のほか、深セン市市場監督管理局の指導者および深セン市市場監督管理局知的財産権促進処、保護処の専任指導者、深セン市社会組織管理局、深セン市司法局、深セン創意文化センターなどの指導者、ならびに深セン市著作権協会の詹培明会長と協会幹部の主な指導者が含まれる。第4回著作権金賞の選考活動は、文化創意産業と著作権産業チェーンの発展に立脚して設定され、「著作権作品金賞」、「著作権運用金賞」、「著作権保護金賞」、「優秀著作権エージェント賞」、および「著作権事業特別貢献賞」など5項目計23点の賞を選出し、著作権分野で目立った業績を上げた代表者を表彰、奨励するものである。今年は新たに「優秀著作権エージェント賞」、「著作権事業特別貢献賞」が設置された。これらは、著作権の運用、著作権保護の専門人材を育成することの重要性をより明確にし、著作権事業に長期にわたり関心を寄せてきた団体と個人が果たす積極的な役割を認め、奨励するものとなった。本活動は著作権の保護、著作権の社会サービスシステム構築などの面で積極的な役割を果たし、著作権産業の繁栄促進において卓越した貢献を果たしてきた。
今回の活動は2015年10月20日に正式にスタートし、深セン著作権協会のモバイルアプリを利用し、会員と社会各界に広く知らせ、協会の公式サイト、電子メール、WeChatの交流プラットフォームとタイムラインを通じて、申請情報や資料を募集した。設計連合会、礼品業協会、創意産業協会などの業界と連携して推薦を行い、最終的には組織委員会が著名な学者、業界の専門家、専門機関の代表を招いて審査委員会を立ち上げ、独立、公正、客観的という原則の下、今回のコンクール応募作品と応募機関を審査した。結果、今回の「深セン著作権金賞」の活動の影響力が一層高まることとなった。
「深セン著作権金賞」の選考活動はすでに深センの著作権産業のブランドとなっており、産業の発展を促進する上で重要な牽引役となっている。著作権の創造、運用、保護と管理の各段階で先進的な模範者を掘り起こし、それらの指導的役割を表彰、宣伝することにより、企業が著作権の運用と保護のための長期的で効果のあるメカニズムを構築することを奨励してきた。イノベーション型都市である深センにとって、イノベーション促進とイノベーション成果の保護、政府の著作権産業に対する関心とサポート、著作権産業に従業する者がそれぞれの分野で上げるより良い成績は不可欠である。深セン市の著作権事業に一層の輝きを添えるためには、社会全体が著作権を重視、保護しなければならず、そうすることで、深センの著作権産業は必ずや市のイノベーション文化建設において重要な役割を果たしていくものと信じている。
編集:梁宝月